男性参加もOKとのことで、今日は「Geek Women Japan 2016」に参加してきました。
geekwomenjapan.github.io
2016/11/5追記:当日発表資料などは以下にまとまってます。
eventdots.jp
参加動機
参加動機は不純な理由とかではなく(とか書くほうが怪しまれそうだけどw)、単純にセッションが面白そうだったから、という理由でした。
あと提供されたランチマップが、あのグルメで有名なJavaチャンピオンのさくらばさん、という情報をキャッチしていたので、勉強ついでにおいしいもの食べにいきたいなーという感じでした(^^;
男性OKとはいうものの、いざ行ってみると何か変に緊張しまして。。。受付ではドラマ逃げ恥の星野源ばりにきょどった気がします。
でも会場はいってみれば意外と男性が多くて安心しました(笑
朝イチのLTには間に合わず、あと夜にちょっと予定あったので参加したのは以下でした。
- GitHubさんのKeynote
- 日本マイクロソフト株式会社スポンサーセッション
- 「もしかして」「私たち」「「入れ替わってるー!?」」 Java女子部 & Rails Girls (Tokyo)
それぞれ内容はかなり面白かったです!行ってよかった。
Keynote
KeynoteはGitHub, Inc.から2名の方が発表されていました。
最初はGitHub EnterpriseのサポートエンジニアをされているSuzukiさんからのお話でした。サポートってきっとすごい人数なんだろうなーと思っていたら、アジア圏を10名でサポートされているとか。マジかーすごすぎる。
(サポートのチーム自体はアジア、ヨーロッパ、アメリカと3チームあるそうです)
人間どうしても他人をカテゴライズしてラベリングしまいがち、という話がとても面白かった、というか自分も気を付けないとな、って考えさせられました。
例えば、人間誰しも体調不良になることはあるのに、そこで「女性」というカテゴライズが入って「女性だから体調不良になっても仕方ないよね」みたいに捉えてしまうとか。
なんでカテゴライズしちゃうのか?って所は
- Easy to judge a person
- Easy to explain others
- Easy to explain themselves
とのことで、たしかにそういうのあるなぁと。色々考えさせられるお話でした。
後半はCommunity&Safetyチームに所属されているDanielle Leongさんからのお話で、オンライン上でのハラスメントなどについてでした。
今日話を聞くまで、えっそんなことあるのか、とびっくりすることが多かったです。人種差別的なリポジトリ名つけるとか、そんなんあるんか!みたいな。
資料が既に公開されていたので詳しくはこちらをm(_ _)m
スライドにもありますが「そのとき楽しいと思うことをやっただけ」だけど、それが結果的にハラスメントになってるとかは、気を付けないといかんよなーと。
口は禍の元というか、つい余計なこと言ったりしてしまうことってあるので。
ランチ
Keynoteは11時30分前くらいに終わり、午後は13時30分からがセッションとのことで結構時間的な空きがありました。
ということで、ランチマップみながら散策。天気が良かったので気持ちよかった(^^)
マップ、どれくらいの方がみてたかわからないですが、お店1つ1つにコメント入ってて今回だけじゃなく使える感じw
最初この「一押し」とあるArmsなるハンバーガー屋さんいったのですが、11時30分で既にコミコミw
とかつぶやいていたら、マップ作られたさくらばさんご本人からコメントがw
ありがたすぎるガイドしてもらい、15℃いってきました。
ここも既にコミコミだったのですが、カウンターが1個だけ空いてて、幸いボッチだったので入れました。美味しかった!かなり満足(>_<)
お昼食べても時間あったので代々木公園いったのですが、天気良くて最高でした。
日本マイクロソフト株式会社スポンサーセッション
午後一はMSさんセッションへ。
最初にMSさんが作った動画(International Women’s Day向けなのかな?)が紹介されて、これが結構面白かったです。
www.youtube.com
子供たちに発明家(inventor)の名前をあげて、とダビンチとかエジソンとか答えるのだけど、じゃあ女性の発明家の名前をあげて、というと出てこないという。
でも実際にはたくさんの発明がある、っていう。自分もみながら「あー、確かに全然言えない…」と思って、今度ちょっと調べてみようと思ったりしました。
で、続けて、ちょまどさんからダイバーシティをテーマにしたお話がありました。話、全体的にめちゃ面白かったw
最初の自己紹介から笑うっていう。そしてダイバーシティについても突然のクイズ形式w
発表うますぎる。
ざくっとした経歴は知っていたけど、大学や学科とか知らなかったので、改めてすごいなーと。途中さらっと喋った英語がすごく流暢だった理由もなるほどと。
それにしても、運命というかなんというか、とあるLTから大きくキャリアが変わるというのがしびれる!
あと昨日のTech Summitかな?と思うのですが、同じくマイクロソフトでエバンジェリストされてる西脇さんが「スキルは面である」という話をされていた、と紹介があって、なるほど…と。
自分も色んなところに幅広く点を作って、面を広げたいなーと思いました。
続けてオルターブースの松本さんからのお話でした。ちょうど先日、弊社の福岡イベントに登壇いただいて、AzureのMVPすごいなーって思ってたのですが、その経緯とかの話が聞けて勉強になりました。
「自分が馴染みあることから「実際に」やってみる。」というのにとても共感しました。実際に触ることでまた色々出てくるし、それをアウトプットしたりするのって大事だよなと。
www.slideshare.net最後はMSの戸倉さんからで、MSテクノロジーの話やキャリアのお話でした。エンジニアに憧れて、貿易会社(あってるかな…スライドが遠かったので)のあとにセキュリティ系の企業(っていうかシマンテック)に勤められて、MSへ、とのこと。すごい…。
MS関連、まだまだ知らないこと多いなーと改めて。
コルタナさん
「もしかして」「私たち」「「入れ替わってるー!?」」 Java女子部 & Rails Girls (Tokyo)
次に参加したのはJava女子部とRails Girlsコミュニティの共演でした。
www.slideshare.netタイトル的に「君の名は」だ!と思ってたのですが、その名前が出てくるのは結構後半だった気が(笑
自分はRubyを触ったことないので、この企画めっちゃ面白かったです。
内容的には、Java女子部がRuby on Railsを触ってアプリ作ってみたのと、Rails GirlsがSpring Bootでチャットアプリ作ってみた、というもの。
Rubyの人からみたら、Javaとかいろいろダルい感じなんじゃなかろうか…と思っていたのですが、アノテーションで盛り上がってたり、意外と楽しそうで「おぉ」って感じでした。普段はEmacsやAtomなどで書くとのことで、IDEもRubyの方からすると新鮮な感じなんですね(^^;
双方の観点が色々違いつつ、なるほどーって感じで面白かった。
どちらも共通してたのが
という所で、やっぱり1つの言語で一通り学ぶと、次を学ぶ際に活きるんだなぁと改めて感じました。
ちょうど今いるところではRubyがゆくゆく必要になると思うので、今度やってみよう(^^)
感想
なんかダラダラと書いてしまいましたが、個人的にはとても楽しく、テクノロジーだけじゃなく、キャリアとか女性観点のお話とかで学びが多かったです。
こういうイベントがあること自体を社内の女性エンジニアに伝えねば!!と思ったり。というか、事前にもっと個別にでも伝えておけばよかったなぁと、ちょっと後悔。
来年は社内から参加する人が増えて、交流の輪が広まったり、刺激受けて外に目を向ける人が増えるといいなーと思いました。