Challenge Engineer Life !

エンジニア人生を楽しみたい!仕事や趣味で学んだ技術的なことを書いていくブログです。

Jenkins勉強会(第7回)、Java x HTML5 Night、WebLogic Server 12c Forum 2013に参加させて頂きました

今日は雑記です。今週は週3回でOracle社へ足を運びました(^^;
各々別のイベントですが、参加した感想等を簡単にまとめます。

第7回Jenkins勉強会(2013/1/28)

開催情報は確かTwitter経由で知って、既に参加人数が定員オーバーしていたのですが申込み、当日に定員に繰り上がったので参加させて頂きました。

半分勢いで申し込んでいたため、当日初めて内容が組込み系と知りました(^^;

でも結果的には、便利そうなプラグインの話が聞けたり、組み込み系開発の現場話やJenkins活用例が聞けて楽しかったです。

プラグインに関しては、Jenkins開発者の川口さんから
・データベースプラグイン
・レシピプラグイン
・遠隔ターミナル・プラグイン
の3つ紹介がありました。

データベースプラグイン

Jenkinsを昨年から利用しているにも関わらず私は知らなかったのですが…Jenkinsって基本的にXMLでデータ保存されているんですね(^^;
昨今、起動・クエリ速度の向上、大規模インスタンスへの対応など何かとデータベース利用の需要があるとのことで作られたプラグインとのことです。

レシピプラグイン

これはすぐにでも試してみたいなぁ、と思いました。
既存設定したビルドタスクを簡単にエクスポートできて、これをインポートすれば別環境でもすぐにタスクが利用できるプラグイン。

Webにも簡単に公開できるので、色々便利な設定をしたタスクを公開して、簡単にスタートアップできる代物です。すごいー。

遠隔ターミナル・プラグイン
  • Jenkins上のバッチ処理のデバッグ
  • 対話的なスクリプトの開発
  • Jenkins上で失敗するテストの検査

などができるプラグイン。デモみたのですがJenkinsの画面内で普通にLinuxのターミナルが起動してました(^^;

その他、主に組み込み系の方々によるJenkins利用例などのプレゼンを聞きました。
実機でのテストが難しい、という点を除いては、Jenkins利用方法に関して通常のシステム開発と大きく異なる点はないようですね。

皆Jenkins大好き、という愛を感じるプレゼンで楽しかったです。

Java x HTML5 Night(2013/1/31)

JavaコミュニティのJJUG(Japan Java User Group)HTML5コミュニティのhtml5j.orgが初コラボで企画されたナイトセミナーに参加させて頂きました。

実はHTML5の知識はほとんどなく、でも今後Webを利用した案件に関わりそうなので
知っておかねば、と思い参加。

感想は…とにかくWebSocket使ってみたい!でした(^^;

アジェンダをみて事前にWebSocketとか少し勉強していったほうがいいかな…と思いながらも、結局手をつけずに参加したのですが、白石さんによる、とてもとても丁寧でわかりやすい説明があって
勉強になりました。

また、ひらいさんによる冒頭のJavaHTML5 Historyもとても勉強になって、Javaやって数か月の自分はまだまだ知らない用語あるなぁとメモばかりしてました(^^;

お二人の説明は本当にわかりやすく、HTML5を詳しく知らない私のような初心者でも短時間で色々興味が湧きました。

後半は寺田さんによるJava EE7によるHTML5対応の紹介とProject Avatarの紹介がありました。
WebSocket使いたいし、Java EE7をすぐにでも色々触りたいですが、今の自分としてはまず次期Java EE6の案件を確実に成功させることが重要かな…(^^;趣味で触ろう。

最後は櫻庭さんからJava FXとHTML5の紹介があり、Java FXとは何かという辺りから、HTML5が色々動くデモなど楽しい時間を過ごしました。

2時間ちょっとの長丁場でしたが、興味深い話ばかりであっという間に終わった感じでした(^^)

WebLogic Server 12c Forum 2013(2013/2/1)

前半は主にWebLogicに関するお話でした。冒頭は米Oracleマイク・リーマンさんからWebLogicJava EE等に関する紹介がありました。続いて、OracleさんとNECさんによるActive GridLink for RACの性能検証の発表があり、色々と素人な自分でも凄そうだなと感じるものでした(^^;
インフラ系の方だとかなり興味深い内容だったかと思います。

後半は主にJava EE関連で、寺田さんによるJava EE6の注目すべきポイントのお話がありました。

今回のセミナーでは、日本Oracleさんとして、国内でJava EE6がまだまだ浸透していないことへの危惧、そして啓蒙したいという想いがひしひしと伝わる感じでした。

最後はパネルセッションが行われて、実際にJava EEでシステム構築されている方々を交えての話がありました。

パネラーには「マスタリングJavaEE5」を書かれた斉藤さんやEclipseの日本語化など様々やられている伊賀さん(いがぴょんさんと言ったほうがわかるらしいです(^^;)がいらっしゃったのですが、実際に現場で利用されている方の話は私にとってとても興味深かったし、参考になりました。

斉藤さんがJSFのリッチコンポーネントの話をされた際に「RichFacesやIceFacesなど」と話されていて

「ええ…PrimeFacesは…」

と心で思っていたら

「色々ありますが、最近ではPrimeFacesが良く、私も使ってます」

という言われていて、おー、やったー、と何か勝手に興奮してました(^^;

セッションの後に質問時間とか設けられなかったのですが、個人的にどうしても聞きたかったので質問させて頂きました。

Java EE6でかなりオールインワンになったけれど、APサーバで何を使うのが良いか、JSFのコンポはどれが良いかなど細かい所では色々迷います。これらをどのように選択されているのでしょうか?

と…。

そういった悩みはやはり同じくあるとのことで、実際に少し触ってみる、小さいプログラム作ってみるなどをして選定されているとのことでした。自分も同じようなことをしているので、やはり間違っていないし、そうやって地道にやるのがベストなんだなぁ、と改めて思いました(^^)ありがとうございました。

そんなこんなで、帰りがけに本買いましたw

Java EE6を学んで、ある程度知識がついてから買おう、と思っていたので、まだ知識が十分ではないですが、勢いが大事なのと、今なら何とか新旧の区別はわかる程度にはなっている(であろう…)と思って。。。

Java EEについて

最後は今週色々と話を聞いて感じたことです。

自分の部門では長らくMS系の技術(C#,WebはASP.NETASP.NET MVC)が採用されており、今もMS一本です。
特に年配の方々はエンタープライズ系Javaに良い印象がないので仕方がない気もします。

MS技術は迷いがないし、情報も溢れているし、何も困ることはなく、開発では威力を発揮するのは間違いないです(^^)

昨年ちょっとした経緯があって一部の上の方からJava EEへの取り組みをまかせて頂き、調べ始め、そして触りました。

J2EEは噂レベルでは聞いていたので、最初はネガティブな印象でしたが、幸いにも今はJava EE6があり、大きく変わっているのは間違いないかなと。

そして驚くべきは海外での情報の豊富さ。なぜこんなに海外で利用されていて日本は使われないんだろう…と思いました。

言語仕様とか、開発効率という観点ではC#ASP.NETに比較するとまだまだ微妙な部分もあるとは思いますが、私が今Java EEを楽しくやっているのは、とにかく世界中に溢れているオープンな技術を自由に使えること。ここに尽きるかと思います。Jenkins等もその1つです。

これだけ自由な世界に触れると、開発環境やその他含めて、お金をかける場合とかけない場合で開発に微妙な差がでる世界にちょっとずつ疑問というか、うーん、という印象を持ちます。
逆に、ちょっとのお金で良い開発できるなら何の問題もない、と上の方々には言われますが。

いずれにせよ、次期Java EE6の開発では自分に責任があるし、正直不安な所もたくさんありますが、世界で使われているのは調べているとわかるし、なんかようわからないんですが、今は楽しいので何としても成功させたい所です(^^)

まあプログラムやシステムが成功しても、エンドユーザさんが本当に利用して満足してくれるかという所とは直結しないので難しい所ですが…(-_-;

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