この記事は「Java EE Advent Calendar 2017」の 18 日目です。
今日と明日のエントリでは、PayaraがGitHubで公開している「Payara-Examples」でJava EEを体験する方法について書きたいと思います。今日はまず初めに環境構築についてNetBeansを例に紹介します。
github.com
Payara x IDE
Payaraを使った開発環境の構築手順は「Beginner's Guides」にまとまってます。メジャーなIDE記事について以下にピックアップします。
NetBeans
blog.payara.fish
上記NetBeansの例ではPayaraプラグインを入れてますが、プラグインなしでも設定可能です。Java EEもPayaraもNetBeansも初めて、という方を対象にプラグインを使わずに設定する手順を次に紹介します。
Payara x NetBeans
※確認環境はWindows 10 Pro, JDK 1.8.0 u112, NetBeans 8.2です。
Payaraプラグインを使わない場合
1. Payaraサーバをダウンロードします。
2. メニューの「ツール」から「サーバー」を選択します。
3. 「サーバーの追加」を押します。
4. サーバーの「GlassFish Server」を選択して、名前を付けます。ここでは「Payara」としました。
5. 最初にダウンロードしたPayaraサーバの解凍先の中にあるPayaraフォルダを指定します。NetBeansが認識すると「次」ボタンが押せるようになります。
6. ドメインはデフォルトで作成されているdomain1のまま「終了」します。別名を付けた新しいドメインを作成しても構いません。
7. サーバの追加完了です。
アイコンがGlassFishですが、これで設定完了です。
Payaraプラグインを使う場合
Payaraプラグインをインストールすると、サーバーの選択画面でPayara Serverが選択できるようになります。
追加後のアイコンもPayaraです。
プラグインのインストールは手間がかからないので、お試しではなく、がっつり使う予定の方は最初からこちらをインストールしておくのが良いと思います。