昨年、著者の@makingさんから「はじめてのSpring Boot」本を頂きました。
本を頂いてからだいぶ時間が経ってしまったのですが、ちゃんとした書評を書いていなかったので改めてまとめます(^^;
槇 俊明
工学社
売り上げランキング: 16,102
本の一番の感想は「うーん、実践的/実戦的な本だなぁ」です。
2つの意味の「じっせん」が共存してる(^^;
開発環境の準備や手順はもちろんなのですが、解説内容が
- Web画面
- REST Webサービス
- DB操作
- DBマイグレーション
- セキュリティ
- PaaSへデプロイ
- テスト
となっており、一通りやれば、Spring Bootを利用したモダンかつ要所を抑えたWeb開発が見える感じです。
そして、この内容が170ページほどにコンパクトにまとまっている点が凄いですね(^^;
個人的には
この2点が、タイトルの通り「はじめて」の人に優しくて素晴らしいと思います。
Java EE系では、良い本が多いのですが、マスタリングJava EE5や金魚本、わかりやすいJava EEとどれもブ厚い(>_<;
もちろん本が厚い=解説が詳しい、なのですが、本当に初心者の頃だと辛いのも事実。
本書ではJPAとかの細かい説明はバサッと切られていますが、雰囲気はしっかりわかるし、上手くことまとめられているなぁと。
今年、新人さんの研修やOJTで使うのも面白いかなーと考えています。
その他
- Twitterのハッシュタグ「#hajiboot」で著者QA
- GitHubからサンプルコード取得
辺りも熱いですね(^^;
これからSpringをやる、という方は必読ではないでしょうか。
もちろん本当の「実戦」となると色々調べる必要があると思いますが、Springはドキュメントも豊富ですし、本当に困ったら#hajibootハッシュタグでアドバイスももらえるというのが強み…(^^;