今日は部内の一部メンバへ、JavaEE6で作ったWebシステムのプロトタイプ紹介を行いました。
うちの部門では、主に業務基幹系(特に営業系)システム開発が多く、開発言語としてはC#がメインです。
私自身、かれこれ7年くらいC#によるWindowsのForm開発を行ってきました。
そんな部門なのでWeb系案件が出てきた場合は自然とASP.NETとなる流れでした。
最近ではASP.NET MVCを使ったケースもあったようです。(同じ部門でもプロジェクトが違うと隣の島になってしまう…)
ただ、部門内にはMicrosoftにロックインされるのを心良くないと思うエンジニアもいます。
単にMSが嫌い、とかではなく、やはり大型案件でIISを使うと性能やらメモリやらの問題が出てきて苦しんだり、開発時のライセンスや開発環境を揃えるのもコストが発生するなど、小さな不満がが積もってきたのだと思います。
今回のプロトタイプ開発は、そういった想いを持つ中堅エンジニア層からの期待をうけて行われました。
当然部内にはMicrosoftが大好きな人もいて「マルチプラットフォーム以外にJavaを使う意味は無い」とJavaをまともに触ったこともないのに頭から批判する人もいました。個人的にはシステムの開発者がこうした考えを持つのは非常に危ういと思います。
色々と触って、使ってみた結果として批判するのならばいいのですが、いわゆる食わず嫌いでこのような発言をするエンジニアがいることは非常に悲しいですし、一緒に仕事をしたくないとぶっちゃけ思います。
(まあそんなこという人がAndroid端末を持っていて「あなたも身近にJava利用してるじゃないすか…」と笑ってしまったのですが…。)
少し話がそれましたが、そんなこんなで今、うちの部門では
JavaEE6 vs ASP.NET vs ASP.NET MVC
という3つのフレームワークが乱立する形となりました。「vs」と書くのはあまり良くなくて、プロジェクトにあわせて適材適所で使い分けられればいいのかなと個人的には思います。
近々部内でも、各々の使い分けというか、技術差異を議論しようとしているので、その辺りで何か良い整理ができれば日記に書きたいです。