Challenge Engineer Life !

エンジニア人生を楽しみたい!仕事や趣味で学んだ技術的なことを書いていくブログです。

部会にてJavaEE6で作ったWebシステムプロトタイプを紹介

今日はいよいよ、部内へプロトタイプをお披露目する日でした。月1で行われる部会にて15分程度プレゼン時間を頂き、デモと、プロトの開発で取り組んだことの紹介などを話しました。
意外にも発表が終わったときに拍手を頂いたりもして、ほっとしました。とはいえ今後、部としてどういうスタンスでいくのか、部長含めしっかり議論していく必要がありそうです。

また、少し中断気味になっていた担当Prj(だからプロト開発とかできてたのですが)が本格始動するとのことで、楽しんで開発してきたプロトも卒業で、またバタバタとした日常に戻りそうです…(でも頑張ってブログは続けたい)。

……

今日の発表は主に以下のような形なりました。

  • デモ

 画面デモ
 試験デモ
 構成管理デモ

  • プロトの基本構想
  • プロトの技術紹介

画面デモ
画面デモは(普段よく部で開発するような)営業系の見積システム画面を主にPrimeFacesコンポを用いて作ったものを紹介しました。表向きの機能はとても小さく、ログインして商談一覧があって、商談を登録・編集する、というだけの簡単なレベルのものです。
残念ながらうちにはWebデザイナ的なスキルを持つ人がいないため、普段の開発では見てくれの良い画面はあまりありません。
前に一度だけAdobeFlexで開発が行われたプロジェクトがあって(残念ながら自分は参加してませんが)、ずば抜けて見てくれがいいシステムでした。Flexのコンポ自体が綺麗なので。
あのままFlexを使うのもアリだったと個人的に思うのですが、広まることなく消えてしまいました…残念。

システム、特に基幹系だと「デザインなんて二の次!」となりがちですが、日常的にみるWebサイトやスマフォ画面なども進化しているわけで、ユーザさんも目が肥えている人が増えているように思います。そういった意味では、Flexのようにリッチなコンポが手軽に使えると嬉しいです。JavaEE利用に際してはPrimeFacesやRichFaces、IceFacesのような画面コンポーネントが使えるので、選択の幅も色々あって良いなと思います。

試験デモ
一般的な開発では、今や自動試験やツールを利用した負荷試験を組み込むというのは当たり前なのだと思います。
が、残念なことにうちでは未だにほとんど取り組めていないのが現状です。
なので品質の問題が中々拭えなかったりしています。

試験を自動化したから品質が上がるなんて全く思っていませんが、そういう技術を取り込もうとする意識がそもそも必要だろうと思うし、基幹システム案件では改造が多いので、一部を自動化して入念にリグレッション試験をする、とかの取り組みが必要じゃないかなと思います。

一方で、テストプログラムを作成するためのコストも馬鹿にはできないので、振り回せれない範囲で、最低限このラインくらいまでは取り組みませんか?という提案を含めてのデモでした。

デモではJUnitを使ったものや、Seleniumを利用してコンポーネント単体の動作試験(クロスブラウザ含む)、Jmeterを利用した負荷試験などを行いました。どれもちょっとググればわんさか情報が出てくるようなもので、旧態依然とした現場に少しでも世の中の流れが入れば…と思います。

構成管理デモ
構成管理デモは主にJenkinsを用いた定期自動ビルド等の話でした。
さすがにソースコード管理などはしっかりできているのですが、ビルドは基本的に人まかせです。
少人数のプロジェクトは特に問題ないですが、少し大きめのプロジェクトでも定期ビルドは人手でやっていて、その人が各Tに「おい、ビルド通らんぞな!」「どうなっとると!」みたいに賑やかにやってます;

なんかここまで書いてたらむなしくなってきた……。

まあ、そんなこんなで、少しずつでも効率化できればと思います。

で、発表真ん中のプロトの基本構想は置いておいて、最後のプロトの技術紹介にて、Javaについて触れました。

とりあえず、プロトの開発環境として

Java / JavaEE6
NetBeans
GlassFish

を使いました。と。

スライド的にはこのあとに「ちょっと待て!なんでJava!?」みたいなものを入れて、8月頃から色々と情報収集したことを含めて触れました。本ブログでも以前に様々なコメントを頂いて、.NETの最新もちゃんと追いかけたいし、JavaEEも知りたいし、でも時間は限られてるし、うーむ、と悩む感じで、それはそのまま発表でも述べた感じです。

発表時間は限られていたのでJavaEEの内部的な話(JSFとかJPAとかEJBとか)は一切触れませんでしたが、昔のJ2EEの頃に比べて今の最新のJavaEEは良くなってそうです、という話を主にしました。

今日の発表で、最新のJava良さそうじゃん、と思った人もいるだろうし、なんで今更Javaやるねん、と思った人もいるだろうし、各人の感想は来週以降に耳に入ってくるかと思います。

今後どうなるかまだわかりませんが、自分自身が開発サイドの人間で、未だコーディングしてる人間なので、開発メンバが苦しむことのないよう責任持って情報収集を行いたい所です。まあいずれにせよ、最終的には言語とかフレームワークとか関係なく、お客さんに喜んでもらえるような、安定した運用で安心して使ってもらえるようなシステムの開発を行っていきたいと思う次第です。

と夢みたいなこと言って…現実は甘くないですけどねぇ…(・ω・`

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