Stripoは、メールテンプレートをデザインするためのサービスです。
メールをデザインする機能自体は珍しいものではなく、多くのメール配信サービスが同じ機能を持っています。もちろんSendGridにもあり、GUIベースのデザインエディタと直接HTMLを定義するコードエディタの2種類を提供しています。
Stripoはデザインに特化しているだけあって、SendGridにはない面白いモジュールが並んでいます。たとえば、動画を埋め込む「Video」、時刻を表示する「Timer」、メニューを作る「Menu」などです。
極めつけは青い稲妻アイコンのついた「AMP-Carousel」で、インタラクティブなメールを作るためのAMP for Emailに対応したモジュールとなっています。
こうした単体のモジュール以外にも、ヘッダやカードのように複数のモジュールを組み合わせたものが充実しているため、綺麗なテンプレートを作りやすいサービスとなっています。
Stripo自体にはメール送信機能はないため、送信するときは他のサービスを使う必要があります。通常であれば、デザインしたHTMLをエクスポートして、送信系のサービスにインポートしますが、Stripoでは様々なメール送信サービスと連携できるようになっていて、ボタン一発でテンプレートを流し込めます。
今回はSendGridを試しました。
SendGridを選択後、アカウント名とAPIキーを入力して「Export」を押すと、自動的にテンプレート(Transactional Templates)に流し込んでくれます。
実際に試したところ、以下のようにテンプレートが作成されました。簡単ですね。
SendGridのモジュールだと物足りない、という方はぜひStripoをお試しください。