先日参加したJJUG CCCのブースLTで「IBM Cloudライト・アカウント」の存在を知りました。その後、ブースに行って @Santea3173 さん とお話して興味が湧いたので早速試してみました。
Java EEアプリのデプロイ
アカウントを取得してログインするとDashboardが表示されるので「リソースの作成」を押します。
今回はJava EEアプリを試すため「Liberty for Java」を選びました。その他の言語含めてライト・アカウントでも色々遊べそうです。
アプリ名やホスト名を入れます。
中はCloud Foundryが動いているので、Cloud Foundry CLIで簡単にデプロイなどができます。
自分の環境の話ですが、前にPivotal Web Servicesを触っていたので、接続先はPivotalになっていました。まずはIBM Cloudへ切り替えました。
cf api https://api.ng.bluemix.net
ログインします。
cf login
Java EEアプリはとりあえず超簡単なJSFページを作って試しました。ドキュメントをみるとmanifest.ymlが必要そうにみえましたが、なくても動きました。
github.com
なお、これを実装したときは手元のPayaraで動作確認をしてました。で、Websphereで確認することなく、そのままwarをIBM Cloudへデプロイしました。
cf push kikutaroibmcloudsample -p target\IbmCloudLightSample-0.0.1.war
デプロイ後、アクセスすると以下のページが表示されます。
名前を入れると、呼び返してくれる簡単なWebアプリですが、以下のようにちゃんと動きました。かなりお手軽ですね。
管理Beanについて
ちなみに、最初は管理BeanをCDI(@Named)で作っていたのですが、実行時に以下のエラーとなりました。CDI管理Beanが認識されていないようにみえます。Payaraでは問題なかったので、何か設定が必要なのかも?
とりあえずJSF管理Bean(@ManagedBean)で実装したら動いたのでソースは@Managedを使ったものとなっています。この辺りについてはどこかで原因を探ります。
ログをみて気付いたのですが、WebsphereのJSF実装はmyfacesなんですね。
org.apache.myfaces.view.facelets.el.ContextAwarePropertyNotFoundException: javax.el.PropertyNotFoundException: Target Unreachable, identifier 'indexBean' resolved to null
at org.apache.myfaces.view.facelets.el.ContextAwareTagValueExpression.getType(ContextAwareTagValueExpression.java:79)
at org.apache.myfaces.shared.renderkit._SharedRendererUtils.findUIOutputConverter(_SharedRendererUtils.java:78)
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