PrimeFaces 5.1がリリースされていました。
てっきり有償サポート版と思っていたら、今回はコミュニティリリースとなっていて、自由に使える形でした(^^;
http://blog.primefaces.org/PrimeFaces 5.1 Released |
個人的にバーコードコンポが地味に感動したのでブログに書いてみます。
新しく追加となったコンポーネントは大きくは4つのようです。
Ribbonコンポーネント
Officeとかでよく見るリボンコントロールです。
タグを定義して、その中でごとにグルーピングできます。
次の定義をしてみました。
<p:ribbon>
<p:tab title="ホーム">
<p:ribbonGroup label="クリップボード">
<h:panelGrid columns="2">
<p:commandButton value="貼り付け" icon="ui-icon-document" />
<h:panelGrid columns="1">
<p:commandButton icon="ui-icon-scissors" />
<p:commandButton icon="ui-icon-copy" />
</h:panelGrid>
</h:panelGrid>
</p:ribbonGroup>
<p:ribbonGroup label="フォント">
<p:selectOneMenu>
<f:selectItem itemLabel="MS 明朝" itemValue="menu1" />
</p:selectOneMenu>
</p:ribbonGroup>
</p:tab>
<p:tab title="挿入" />
</p:ribbon>
表示はこんな感じです。

InputSwitchコンポーネント
スマホとかでよくみるオン・オフのスイッチです。
<p:inputSwitch />
と定義しただけですが表示できました。

クリックするとスライドするアニメーションでOffに切り替わりました。

もちろんラベル文言を指定する属性があるので
<p:inputSwitch onLabel="オン" offLabel="オフ" />
みたいに宣言すればラベルが変わります。

Barcodeコンポーネント
バーコード画像を自動生成してくれるコンポーネントです。
QRコードも対応してて、結構面白い!
定義が簡単で、QRコードの場合はtypeにqrと指定して、valueで値を設定するだけです。
<p:barcode value="http://kikutaro777.hatenablog.com/" type="qr" />
上記定義で実行すると次のQRコードが表示されます。

スマホで読み取ってみました(^^)

ちゃんと読み取れてる!
QRコードはqrgenというライブラリ参照が必要で、Mavenであればpom.xmlへ次の依存性を定義すれば上記のように使えます。
<dependency>
<groupId>net.glxn</groupId>
<artifactId>qrgen</artifactId>
<version>1.4</version>
</dependency>
普通のバーコードもできるようですが、そちらはbarcode4jを利用するようです。
barcode4jの2.1はMaven Centralにはないらしく、手動でのjar参照が必要となるらしいです。
普通のバーコードは今回試してません(^^;読み取り機ないし…
Grid CSSコンポーネント
Grid CSSは軽量なレスポンシブWebを実現するコンポとのことです。
PrimeFacesのShowcaseで動きを確認できます。
PrimeFaces ShowCase