今日のエントリは若干ステマっぽいので書くのを悩んだのですが(自分の所属する組織の都合上)、1エンジニアとして普通に興味がある話なのと、無料枠があって便利な話でもあるので宣伝じゃない!と割り切って書きます(^^;ってか、ステマと書いたらステルスじゃないし!
ということで、以下の無料セミナーに参加してきました。スーツ多かった(^^;
「SendGrid社・株式会社構造計画研究所 提携記念セミナー 」
http://www4.kke.co.jp/oms/event/sendgrid201312/
SendGridはクラウド型のメール配信(SMTP)サービスです。
私も過去にJavaのラッパーライブラリ使ってAPIでメール送信したり、JavaFXと掛け合わせてSendGridFX作って遊んだりしてました。
→この英語版は作ったアプリケーションが非常にしょぼいのに、JavaFX ExperienceというJavaFX公式のサイトに取り上げて頂くという恐縮なことが起きたエントリ(^^;
1日200通までは無料なので、ちょっとしたアプリケーションでメール送信する場合とかには便利なんですよね。
さて、そんなSendGridが本格的に日本へやってきてビジネス展開するとのことで、それに関するセミナーでした。
こういうのどこまで深く書いていいかわからないので、ざっくりでまとめます。
2分でわかるSendGrid
冒頭のあいさつの中で、SendGridとはなんぞや、が2分でわかる動画が紹介されてました(^^;わかりやすい。
SendGrid CEOのお話
最初のセッションはSendGrid CEOであるJim Franklinさん自らのお話でした。
- なぜSendGridというメールサービスが必要なのか?
- どうやって成功したのか?
- 実績
- サポートについて
- SendGridの歴史、スタートアップ
などに関する話でした。
ビジネスの立ち上げに関する話は面白いですね。Amazonが同様のメール配信サービスを始めて、競合になったけど、ある意味、そこに価値があることを示してくれた、みたいな。その後、Windows AzureやIBM、Googleなどの大きい所に認められて使ってもらえて一気に知名度もあがったとか。
想い入れが強いのか、歴史、スタートアップの話は力が入ってた気が(^^;以下の本すすめてました。ちょっと面白そう。英語の本だけど……。
ちなみに現在、月に100億通ものメールをSendGridでは処理しているらしい。マジすか。
SendGridエバンジェリストなんて偉そうな肩書きを@nakansukeさんがつけてました。
彼は後輩で、元同僚なので、内心何を偉そうにこの野郎色々と思いつつ、結構な人が集まったセミナーで堂々と発表してて、すごいなと普通に感心しました(^^;
SendGridを日本では構造計画研究所が窓口となってビジネス展開するとのことですが、その意味は何か?という話がメインでした。
大きいポイントとしては
USのSendGridホームページを見たことがあるかたはわかると思いますが、ドキュメントとか技術情報が豊富ですよね。
意識の高いエンジニアは英語でも構わず…なのでしょうが、自分みたいな平凡なエンジニアは、まあ日本語があればそっちの
ほうが嬉しい、ってこともあって、そういう意味ではありがたい感じ
海外サービスを使うときに一番気になる点かもしれませんね。日本語で相談できれば安心感があるわけで。
USだとカード一択ですが、こっちは請求書での支払いとかもできるとか
こんなのもあるそうです。
他にも色々意味はあると思いますが、ざっとこんな感じに説明してました。
とりあえず日本語ホームページも今日(12/10)から公開とのことで、興味ある方はここからどうぞ→https://sendgrid.kke.co.jp/
セールスフォースは先日のDreamForceでSalesForce1という新しい概念(というかサービス)を出していて、いくつか記事を読みましたがフワっとしてて自分はあまり理解できてませんでした(^^;
今日このセミナーでSalesForce1のデモを初めてみて、ああ、なるほど、と思ったのですが、モバイルファーストという名の通り、モバイル端末でSalesCloudやServiceCloudなどが使える統合サービスのようですね。
Facebookのフィードがメインとなってるような画面で、フィードファーストというキーワードを説明されてました。
ただ、AppExchangeはモバイル対応してるサービスに限定されるようで、SendGridは今時点ではモバイル版としてはないとのこと。
デモでは、SalesForceの機能で作ったイベント(カスタムアクション?)でSendGridを利用したメール送信をしてました。
感想
自分の経験ですが、海外とパートナーになって仕事をするのって、密に連携する必要があったりすると色々エネルギーを使うものです(自分の英語レベルがもっと高ければ違うのかもしれんですが)。そんなわけで@nakansukeさんは色々大変だと思いますが、頑張ってほしいなぁと。てか、頑張れー。