Challenge Engineer Life !

エンジニア人生を楽しみたい!仕事や趣味で学んだ技術的なことを書いていくブログです。

Java SE 9/EE 8リリースイベント 兼 JavaOne 2017 報告会 @ 東京へ参加しました! #jjug #j1jp

今日は毎年のお楽しみ「JavaOne報告会」に参加してきました(^^)

jjug.doorkeeper.jp

今回はJava SE 9とJava EE 8のリリース記念も兼ねたイベント名ですね。

会場は青山の日本オラクルさん…ではなくYahoo!Japanさんでした!私は丸ノ内線で赤坂見附から行ったのですが、事前に教えていただいた以下動画のおかげでサクサクと迷わず到着できましたw ありがたや。

JavaOneに関しては毎年、「ITProの最新Java情報局」でレポートが出てますが、今年も1本目が既に出ています。私は事前にしっかり読んで参加しました!(最後の「黒歴史」が気になってCommunity Keynoteの動画もw

itpro.nikkeibp.co.jp

なお、報告会のツイートは@yamadamnさんがまとめてくださってます。いつもありがとうございます!

togetter.com

追記:はやくも動画が公開されてます!
youtu.be

JavaOne 2017 Overview & Announcements 伊藤 敬さん (日本オラクル)

今年のJavaOne Keynoteの概要やJDKのリリースに関するお話でした。Javaが目指す所としてOpen, Evolving, Nimble, Scalableというキーワードが紹介されました。Nimbleって知らない単語でしたが、素早く・迅速にという意味なんですね。で、JDKのリリースサイクルもはやくするという方向に。Java EEも同様で、EE4Jへの移管もそういう流れの1つなんですね。

今後はOpenJDKとOracle JDKの技術的な差がなくなる方向へ進み、6カ月ごとにリリース、無償サポートは後継リリースまでなど中々アグレッシブな感じです。最後のまとめのスライドがわかりやすかったです。

ちなみにKeynoteの内容は以下からもみれるので要チェック。

On Demand | JavaOne 2017

このサイクルやサポートについて会社で報告したら色々騒ぐ人もいそう(^^;とか思ったり。

JDK9, Release Cadence & Future by 久保田 祐史さん (inc. JShell Demo by @bitter_fox) (@sugarlife)

続けて久保田さんからJDK 9のお話。スライド既にあがってます。

www.slideshare.net

モジュール化に関してデモされたコードも。

github.com

Jigsawによるモジュール化、個人的には仕事で設計しだすと大変そうだなぁ…とちょっと思ったり。

Project Amberによる改善は色々楽しみ!

昨日以下ツイート自分でしましたが

買ってしっかり勉強しましょう!

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JShellに関しては吉田さん(@bitter_foxさん)から簡単な紹介とデモがありました。

WebでJShell試せるtryjshellなんてあったんですね!これは便利。

tryjshell.org

きつねさんが良い感じにデモするから、というのもありますが、やっぱりJShellはデモ映えしますねー。きつねさんはこのあとIntelのPersistent Memoryについてお話されました。全然知らなかった(^^;

Java EE 8 by 西川 彰広さん (日本オラクル)

最近色んな勉強会でお会いする@OraBlogs_jpさんからJava EE 8に関するお話でした。個人的には一番聞きたかったセッション。聞きたかったのはJava EE 8の新機能とかの話というよりEE4Jのことでした。

西川さんが強調されてましたが、Java EEというブランド名は(現時点では)変わってなくて、Eclipse Foundationへ移管するプロジェクトの名前がEE4Jなので注意が必要です。一部メディアでもJava EEがなくなってEE4Jになった、というのが出てたりしてましたので間違えやすいです(以下publickeyなどは素早く修正されてましたが

www.publickey1.jp

話を聞いて、Java EEがもっと素早いサイクルで進化することというのはいいなと思いつつ、やはりまだまだEE4Jはこれから、というか、具体的にどうなっていくのか見えない不安もあるなぁと個人的には思いました。というかSpringがあるので、進化の速さとかを競いだすと厳しい気が…。しばらく注目です。

西川さんのあと、Yahoo!Japanの森下さんからマイクロサービスに関するセッションなどのお話がありました。

Fn Project by 伊藤 智博さん(@chiroito)

こちらも楽しみにしていたサーバレスのお話。会場でAWS LambdaやAzure Functions使ってる人が思った以上に少なくてびっくり。コミュニティとかによって差があるのかな。。来月Serverlessconf Tokyo 2017とかありますし、かなり盛り上がってる感じがします。

サーバレスでは個人的にApache OpenWhiskが気になってたのですが、Fn Project触ってみたくなりました。

openwhisk.incubator.apache.org

github.com

時間ちょっと短めでしたが、伊藤さんがブログ書かれてるので興味ある方は要チェック。

chiroito.hatenablog.jp

chiroito.hatenablog.jp

Community&総括 by 横田 紋奈さん(株式会社FOLIO) (@ihcomega)

最後はよこなさんからJavaOne初参加で初登壇もされたお話でした。

すごいなぁと感動。何事も挑戦してみることの大切さを改めて強く感じました。ホントすごい。

JavaOne参加しない理由なくない?っていうのも、ぐうの音もでないですね(^^;

じゃんけん大会

セッション後はJavaOneグッズをもらえる恒例のじゃんけん大会!例年懇親会でやってた気がしますが、確かにこのタイミングがベストですね。

運よく勝って以下のエコバッグみたいなのもらいました(^^)わーい!

f:id:kikutaro777:20171021233825j:plain

懇親会

懇親会はLTから。

どれも良かったのですが、Project Coinsが秀逸すぎました。自分もアメリカ行くといつも小銭余らせてしまうので、のっけからツボりましたw

そして最後の締めは大山さん、櫻庭さんによるフォトセッション!!!

このフォトセッション個人的にホント好きで、緩い感じなんですが、現地でのイベントの様子が(視覚的な意味でセッション以上に)一番よく知れるし、世界のJavaコミュニティの有名人を写真付きで知れたり、サンフランシスコの情報を知れたり、おいしいご飯やスイーツを知れたり、とにかく楽しいw 最初に参加したときから、JavaOne報告会の醍醐味だと思ってます。

そして写真をみてると行きたくなる(^^;;

自分がJavaOne報告会に初参加したのは2012年

kikutaro777.hatenablog.com

で、翌年2013年にJavaOneに参加したのですが、よこなさんと同じ感想で良かったことしかなかったです。

kikutaro777.hatenablog.com

このときは全日参加できなかったので、いつかフル参加したい>_<;

楽しいイベント、ありがとうございました!セッション発表された皆さんや会場スタッフの方々に感謝です。

参加された方のブログ

d.hatena.ne.jp

suzaku-tec.hatenadiary.jp

JavaOne 2015 報告会へ行ってきました(^^)

今日は青山の日本オラクルさんで行われたJavaOne 2015報告会へ行ってきました(^^)

jjug.doorkeeper.jp

毎年、同じこと書いてる気がしますが…2012年のJavaOne報告会へ参加したことがきっかけで、その後コミュニティの勉強会などに参加するようになりました。
あれに参加してなかったら、会社という狭い狭い世界でのみ生きるエンジニアになってた気がします。

kikutaro777.hatenablog.com

今年のJavaOneはJava生誕20周年のお祝いで、そういった面では盛り上がったようですが、技術的な面ではあまり驚くものはなかった印象でした(^^;

個人的には@sugarlifeさんのJigsawの話が一番興味深く、具体的な例が多かったので勉強になりました。モジュールかぁ。

あ、jshellも面白そうでした。Java SEは9が来年出る予定なだけに、色々楽しそうでした。

Java EEは…少し前に上妻さんにお会いしたときに雰囲気を聞いていたので…(^^;;先が長そう…。

あと報告会からJavaFXの枠がなくなったのも地味にショックだったり(^^;2012年のJavaOne報告会でもさくらばさんのプレゼンは衝撃だったし、今回も見たかったなーと。話すことがないくらい情報がなかったということなのかな…。

ME枠では、大山さんの鉄板プレゼンでたくさん笑わせてもらいました。

JavaOneスピーカーへの道、的なパネルも面白かったです。OracleのJavaエバンジェリストMicrosoftの寺田さんを初めてみたような(^^;

パネルの中で印象的だった言葉は谷本さんの「仕事頑張れ」でした。仕事で頑張って、その成果を話す。聞く側もそれが一番だよなーと。失敗談であっても得るもの多いですしね。

今回の発表スライド、現時点でみつけたのは以下です。

www.slideshare.net

www.slideshare.net

www.slideshare.net

www.slideshare.net

そして毎回ありがたやの@yamadamnさんによるTogetter!togetter.com

最後は懇親会に参加して、LTやさくらばさん&大山さんによるJavaOneやサンフランシスコの写真を楽しみました(^^)

グッズ系はじゃんけん大会かなーと思ったら、時間の都合で欲しい人~みたいな流れに(^^;まごまごしてるうちになくなってましたw この辺の前に出れないメンタルをもう少し鍛えないとなーと思ったり。

そういえば商品にさくらばさんの書籍があったのですが、書店だとAmazonより早いらしい(>_<;マジか。Amazonで2冊予約してるのですが、明日買いにいこうかな(^^;部でJavaやってる人には全員配る予定。

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また行きたいなーJavaOne、と思う1日でした。

JavaOne 2013 San Francisco報告会に参加しました!#jjug #j1jp

先週末の10/19にJJUG(日本Javaユーザグループ)主催の「JavaOne 2013 San Francisco報告会 Tokyo」に行ってきました。
http://www.java-users.jp/?p=682
去年の会場はグリーでしたが、今年は青山のOracleでした。

内容は…スライドが公開されているものが多いので、そちらをみてもらうほうが良いです(^^;
しかも今回の報告会映像自体、@yusukeさんによりYouTubeにあがっているので、そちらを参照下さい(^^)


土曜日だったので予定があって参加できなかった方もいらっしゃると思うので、こういう映像はホント助かりますね。

以下個別にもリンクつけておきます。

Java ME のアップデート

大山さんからJava ME、というかJava Embeddedに関するJavaOne報告がありました。
去年のJavaOne報告会に参加した際、大山さんが楽しそうに発表してるのをみて、JavaOneって楽しいんだろうなぁ、って思ったのを思い出します。
今回もとても楽しそうでした(^^)

http://www.youtube.com/watch?v=kSNIhAiH1t4&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=2

Java SE のアップデート

櫻庭さんからJava SEに関する報告でした。
Javaの世界って、よく人の名前が出てくる(特にSpec Leadとかだと思いますが)ので面白いなぁと思うのですが、今回の櫻庭さんの発表は人物から入る形式でとても面白かったです(^^)

http://www.youtube.com/watch?v=qB-r71oAxFY&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=3

JavaFX のアップデート

去年の報告会では櫻庭さんが発表されていたJavaFXですが、今年は青江さんからの発表でした!
最近自分もJavaFX触り始めたので、色々勉強になりました(^^)SceneBuilderで帳票っぽいの作って印刷するデモはインパクト大でしたw

印刷の様子はYouTubeにアップされてましたw

http://www.youtube.com/watch?v=mxKGSZwMvOs&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=4

Java EE のアップデート

アリエル・ネットワークの井上さんからJava EEに関するお話でした。
以下ブログにて資料の公開と内容についてまとめられているようですので、参照下さい。
http://dev.ariel-networks.com/wp/archives/4134

http://www.youtube.com/watch?v=5mJVbep2c7I&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=5

JavaOne 2013 Backstage pass – Road to JavaOne

今年のJavaOneでスピーカーとして発表されたAcroquest Technologyの谷本さん、勝本さんによる発表でした。
JavaOneの舞台裏(都市伝説とかw)やJavaOneスピーカーになるまでの道のり、JavaOneの発表で工夫されたことなどをメインに発表されていて、すごく面白かったです。

http://www.youtube.com/watch?v=bKcCnwIerb8&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=6

楽天株式会社における GlassFish の活用事例

同じくJavaOneでスピーカーとして発表された楽天の橋山さんによる発表でした。
JavaOneで発表されたスライドベースに、楽天市場で利用されているGlassFishの運用に関する内容で、私自身もGlassFishを利用しているので大変参考になりました。

橋山さんとはGlassFish Partyで海外の方含めてお話させて頂いたのですが、個人的には記念です(^^;

http://www.youtube.com/watch?v=eTGo3YynQTQ&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=7

JavaOne 参加者 LT 大会

bck2brwsr紹介

@yusukeさんからチャックノリス、ではなくbck2brwsrの紹介、兼デモがありました。
JavaScriptでクラスファイル読むとか…ええ、みたいな話が(^^;

http://www.youtube.com/watch?v=u1MzKQ7Yq_E&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=9

AeroGear & Java EEで簡単プッシュ通知

@n_agetsuさんからイントラでもプッシュ通知をする話がありました。
スライドも公開されていました~。

http://www.youtube.com/watch?v=Wg1DLzqXup4&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=14

JavaVM、増えてきました

@chi9rinさんからZulu(Windows Azureで動くJVM)などに関する話&デモがありました。

http://www.youtube.com/watch?v=uix8wrU8TCk&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=10

How to make the Future Java

北野さんからの発表でした。
今年のJavaOneでは子供たちへのプログラミング教育に関する話が多かったようで、日本でもやりたい!という熱い発表でした。

MeetUpのサイトも作られてるとのことです。
http://www.meetup.com/Code-For-Kids-YOKOHAMA/

http://www.youtube.com/watch?v=3KrR-18Un8s&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=13

本場JavaOneに参加して得たことなど

@boochnichさんからのLTでした。JavaFXで作成された3Dの地球デモが印象的でした(^^)

http://www.youtube.com/watch?v=F4rfYLitEvg&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=11

Java1年生がJavaOneに行ってきました

つたないですが自分のLTでした(^^;
練習で5分オーバーしてたので、かなり早口でした…反省。

http://www.youtube.com/watch?v=F4rfYLitEvg&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=11

warをばらしましょう!

岡澤さんによるLTでした。

http://www.youtube.com/watch?v=HkSTSvljnTs&list=PLuLCOB9HcrT2kH75HGOpQI2HtyNtg6Q1K&index=15

あとがき

自分がJavaOne 2013に行くきっかけとなったのは去年のJavaOne 2012報告会でした。
本当に皆さん楽しそうで、いつか行ってみたいなと。
それが1年後になるとは思ってもみなかったですが(^^;

来年も参加したい!

JavaOne 2013 San Francisco報告会 TokyoでLTさせて頂きました!

今日はJJUG(日本Javaユーザグループ)主催の「JavaOne 2013 San Francisco報告会 Tokyo」に行ってきました(^^)
http://www.java-users.jp/?p=682

聞いた内容をまとめるのは後日ゆっくりしたいと思います。

今回、最後に行われたLT大会で私も発表させて頂きました。
練習では5分オーバーだったので、かなり早口になってしまいました(^^;

※発表では人物写真ありましたが、アップしたスライドからは削除していますm(_ _)m

Javaをはじめて1年ですが、今回JavaOne2013に思いきって参加したきっかけの1つに去年参加したJavaOne報告会があります。ちょうど参加した感想をブログにしてました。

JavaOne 2012 San Francisco 報告会@グリーに参加

JavaOne報告会って発表者の方々が本当に楽しそうに話すんですよね。
発表者の方々の発表がうまい、というのもあるのですが、本当にJavaOneが楽しかったんだろうなぁって感じさせるような、そんな発表が多いです。

自分が初めて参加した社外イベントがたまたまJavaOne2012の報告会だったから、余計印象的だったのかもしれませんが(^^;でも、今日もそうでしたよね(^^)

今日の発表ではJavaOneでスピーカーとして発表された方々からの話もあって、ああいった大舞台で日本のエンジニアの方が発表されるなんて凄いなぁと改めて思いました。

とりあえず懇親会まで参加して、ジャンケン大会でGlassFishのTシャツもらいました(^^)/


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Javaが良いか悪いか、自分は1年生だし、そんなこと全然語れないですが、仕事で強制的にJavaをやることになって、ネガティブになりながらやるよりポジティブにやってみよう、とチャレンジしてきた1年でした(^^;社内に閉じこもっていたらしんどかったかもしれないですが、社外の勉強会とか参加するようになって楽しむことができるようになった気がします。

Challenge JavaOne 2013 レポート - JSR 341 : Expression Language 3.0-

さて、やっとこJavaOne2013のJava EE関連です(^^;

EL式はJava EE6の開発で使っているし、EL3.0だけでひとつのセッションが成り立つのか!?と興味本位に参加しました。

発表者はJSR341のExpert GroupでOracle所属のKin-man ChungさんとJSF等で有名なEd Burnsさんでした。
http://jcp.org/en/jsr/detail?id=341

内容的には、淡々とJSRの内容を読み上げるだけ…な感じもあってか、途中で人が抜けていく感じも(^^?

JSR 341 : Expression Language 3.0

Overview

そもそもEL式って…的な話が冒頭にありました。

  • 2004年にJSTLにおいて出てきた
  • 2006年にJSP2.0へ
  • 2006年にJSF1.2とJSP2.1の両方で
  • 2013年に初めてJSR341として独立した仕様へ
  • JSF,JSPそしてCDIで使える
  • JavaServerとnon-JavaServer stacksを差別化するキー要因

JSTLって…なんですかレベル…(^^;
JavaServer Pages Standard Tag Library、って金魚本にもありました。

最後のポチはよくわかってないです;

New Feature Summary

Expression Language 3.0になって追加となった新機能について。

が挙げられていました。一番アピールしてる感じだったのは、やはりラムダでした(^^;

Java SE8でラムダ使えるようになるけど、もう使えるよ!そうEL式ならね!

みたいに強調されていました。

EL3.0に関しては日本でも@den2snさんがJava EE7のセミナーの中で細かく発表されていたので、大体把握できていた気がします。

Java EE 7でさらに使いやすく、便利になったJSF 2.2、CDI 1.1、EL 3.0の主な強化ポイント
※セミナー発表内ではもう少し細かい粒度で説明がありましたが、上記サイトでは概要だけになってる(>_<)残念

セミナー参加後、自分でも軽く書いてた(^^;

Expression Language 3.0で遊んでみる

実際に試してみた

説明はEL式のサンプルをスライドに出しながら淡々と説明…って感じでした。
そこで挙がってたものを(せっかくなので)実際に一部試してみました。

環境
OS:Windows 8 Pro
IDE:NetBeans7.4RC1
JDK:8 Early Access
AP:GlassFish4.0

セッションにあったサンプルの一部をJSFで以下xhtmlに書いてみます。

<?xml version='1.0' encoding='UTF-8' ?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" 
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"
      xmlns:h="http://xmlns.jcp.org/jsf/html">
    <h:head>
        <title>JavaOne2013 EL3.0で遊ぶ</title>
    </h:head>
    <h:body>
        ラムダ式<br/>
        <h:outputText value="#{(x -> x + 1)(10)}" /><br/>
        <h:outputText value="#{((x,y) -> x + y)(3, 4)}" /><br/>
        <h:outputText value="#{(()->64)()}" /><br/>
        <h:outputText value="#{incr = x -> x + 1; incr(10)}" /><br/>
        <h:outputText value="#{fact = n -> n == 0 ? 1 : n * fact(n-1); fact(5)}" /><br/>
        Stream API<br/>
        <h:outputText value="#{[1,3,5,2].stream().sorted().toList()}" /><br/>
        <h:outputText value="#{[1,2,3,4].stream().sum()}" /><br/>
        プログラム側でELProcessor使って生成<br/>
        <h:outputText value="#{indexBean.hello}" /><br/>
    </h:body>
</html>

実行します。

f:id:kikutaro777:20131005124036j:plain

普通に動きますね(^^)

ちなみにBean側でELProcessorを使いましたが以下の簡単なものです。

package jp.co.hoge.bean;

import javax.annotation.PostConstruct;
import javax.el.ELProcessor;
import javax.enterprise.context.RequestScoped;
import javax.inject.Named;

@Named
@RequestScoped
public class IndexBean {
    
    private String hello;

    public String getHello() {
        return hello;
    }

    public void setHello(String hello) {
        this.hello = hello;
    }

    @PostConstruct
    public void init(){
        ELProcessor elp = new ELProcessor();
        
        //concatenation operator +=
        hello = (String) elp.eval("'Hello' += 'World!'");
    }
}

JDK8のEarly Accessでラムダやstreamは既に試せるので、EL3.0で試すメリットも今となってはなんとも…ですが(^^;
JSFのビューでどんなことまでできるのか??あたりを掴んでおくのはアリかなと。

Support for stand-alone environment

ELでラムダとかなると、ビューでロジックがりがり書けちゃうじゃん…とか思いますが、どうもELは独立した1つの言語的な位置づけを目指しているようで、実際今回のセッションでも「Java EEとかと関係なく簡単に使える」とアピールしてました。

そういった意味では、Expression Languageという言語があって、Java EEJSFのビューから使うこともできるよ、的な感じなのかなと。

ここは幾つか具体的なコードもあったので、後で書き加えられればと思います。

Challenge JavaOne 2013 レポート - Fifteen Years of the NetBeans IDE -

JavaOne 2013ではNetBeansコミュニティのセッションに結構参加しました。
そのうちの1つをまとめます。

Fifteen Years of the NetBeans IDE

なんとあのJames Goslingさんがいらっしゃっており、NetBeansと関係あるの!?と思いつつ興奮してました(^^;
日頃NetBeansを使われてるそうです!

NetBeans Community Day

今年で15年となるNetBeansの歴史について振り返りがありました。

  • 31のリリース
  • 3600万以上のダウンロード
  • 1000人以上のNetCat参加者 ※NetCatについては後ほど
  • 130万人のアクティブユーザ

その後、NetBeans X2、3.5、4、6の画面が並べられていました。
私はNetBeans7.2から触り始めたので、「昔はこんなだったのかー」という感じ(^^;

15 Years of Addressing the Community Needs

NetBeansユーザの満足度に関するまとめについて。

直近3回の調査、約2000人からの情報とのこと。

利用者のうち約86%がプロの開発者(このセッションではわからなかったのですが他のNetBeansセッションで残りは学生と判明)

約82%のNetBeansユーザがNetBeansを一番よく使う(primary)なIDEとしている

とのこと。またNetBeansのおススメ度みたいな率(Recommendation Index)は

バージョン パーセンテージ
7.0 89.3%
7.1 90.8%
7.2 93.7%
7.3 94.4%

とバージョンアップに伴い上がっているとのこと。

NetBeans 7.4

将来のロードマップは別のセッションで聞いたのですが、ここでは7.4限定でした。

7.4では

  • モバイルWebとハイブリッドな開発

Java EE7によるHTML5対応以外にスマートフォンやタブレットブラウザへ対応(Tight integrationと表現。厳しい統合作業的な??)

  • JDK8 Preview

ラムダやProfiles(と書いてあったのですがイマイチわからず…)へのフル対応

を目指すとのこと。JDK8に関してはフィードバックを待ってます、とのこと。

Special Guest : James Gosling

ここでゴスリンさんによるトークが入りました。
ゆったりとした英語なのですが、結構聞き取れなかった…です…。

紹介の中で「mentor」と表現がありました(^^;良き師、みたいな感じですかね。
http://eow.alc.co.jp/search?q=mentor

NetBeansが好きで日頃使っていること
(しかも、10 hours a dayって聞こえました)

Eclipseとの関係

Microsoftの名前も挙がってました

…があまり聞き取れず orz 悲しい

NetCAT Community Program

恥ずかしながらNetCAT知らなかったです(^^;
http://wiki.netbeans.org/NetCAT

最初に紹介があって

  • ベータ版のテストプログラム
  • 3~5カ月の期間
  • テスト、チュートリアルのレビュー、TS updates(これよくわからず)
  • 本当のユーザ、本当のプロジェクト(でテストされるということかなと)
  • 素早いフィードバック

を挙げられていました。

その次にNetCATの歴史について触れられ

  • 2004年から開始
  • 期限までに1000人ほどの参加者がいる
  • とても一般的(very popular)
  • 安定化にむけた大切な役割を持つ

とのこと

他にはNetCAT7.3におけるバグの統計結果やコントリビュータの紹介がありました。

NetBeans Dream Team

NetBeansにはDream Teamと呼ばれるチームがあるそうです(^^;
Tシャツ着てる方なども会場にいましたw

http://wiki.netbeans.org/NetBeansDreamTeam

2007年設立で、高いスキルのユーザやコントリビュータのグループとのこと。

ミッションはNetBeansをもっと広めるような活動とのこと。

Javaの世界で良く知られた著名人の方を数名挙げられていました。

NetBeans Community Awards

NetBeansへの貢献が大きい方への賞が与えられていました。
2名でした。

  • John Yearyさん
  • Benno Markiewiczさん

全社の方は主にNetBeansを広める活動で貢献、となっており、フォーラムやブログ、Twitterを通じた活動とのこと。
後者の方はバグレポートやパッチ提供を数々されているようです。

NetBeans、歴史とかあまり知らずに使っていたので、面白かったです(^^)

Challenge JavaOne 2013 レポート - 10 Tips for Java EE 7 with PrimeFaces -

感想は別途まとめるとして、自分が参加したセッションのJavaOneレポートを書きたいと思います(^^)
ブログタイトルにちなんでChallenge JavaOne 2013 レポート

1日1つずつぐらいのペースになってしまうかも…ですが。

10 Tips for Java EE 7 with PrimeFaces

個人的にかなり楽しみにしていたセッションです。
NetBeansディベロッパーであるMartin Fousekさんと以下のPrimeFaces書籍を共著されたMerk Caliskanさんのセッション。

話の内容としては主にJava EE 7とJSF2.2における新機能をPrimeFacesベースに作成されたデモで10個紹介するものでした。

PrimeFaces

冒頭にPrimeFacesの紹介。

JSF2.2のサポートはPrimeFaces4.x系からとのことです。
(ちなみに私は現在Java EE6でJSF2.1、PrimeFaces3.5で開発しています)

PrimeFacesの紹介としては

  • JSF2.x向けのオープンソースコンポーネントライブラリ
  • とても軽量で、コンフィグレーションがない
  • Showcaseに豊富なサンプル、多くのテーマ、モバイルコンポーネントもある
  • 良いドキュメント、ユーザガイド、書籍がある
  • 大きくて活動的なコミュニティ

を挙げていました。

NetBeans IDE

続いてNetBeansに関する紹介。

特徴として

を挙げ、最新の機能としては

Cordovaって知らなかったのですが、これですかね(^^;
http://cordova.apache.org

VCSはVersion Control Systemの略でSubversionやGitを指すようです。

HTML(5) Friendly Markup

まずはpassthroughに関しての簡単な説明がありました。

しんさんとかが解説してるのと同じです。
JavaEE 7 HTML5に対応したJSF 2.2

Resource Libraries Contracts

マルチテンプレート機能の説明。自分でも前に試しました。

Java EE 7のJSF2.2で「Resource Library Contracts」チュートリアルをやってみました

複数のテンプレートが使えるだけがメリットではなく、jarとして固めて利用することもできるとのこと。

Expression Language 3.0

EL3.0に関してはそれ単体でのセッションもあったので、そちらで詳しく書こうかと思います。
自分も前に試していたのでだいたい把握できた内容でした。
Expression Language 3.0で遊んでみる

Prime Time with PrimeFaces Components

改めてPrimeFacesの紹介で

そしてPrimeFaces Version 4.0の新機能として

などなど、たくさんあるとのこと

ダイアログは何かとめんどくさかったので、早く触ってみたいところです。

In the Jungle of PrimeFaces Themes

PrimeFacesのテーマはjQueryUIのThemeRollerベースにしたスキンを使ってて、自分でも作れます。
既存のテーマとしては40近くあり、1つ1つがJARになっており、使いたいものだけ依存性書けば使えます。

拡張テーマとして以下2つが増えたとのこと

Metroは聞いてましたが、Twitter Bootstrapのは知らなかった(^^;

使うテーマの設定はweb.xmlにcontext-paramで指定するだけですよ。と説明が。

PrimePush,PrimeUI,PrimeMobile

これら3つについて簡単に紹介がありました。

PrimePush

AtmosphereフレームワークによってWebSocketsやポーリング、ストリーミング、jsonpなどが使えるとのこと。
実はこれ使ったことない(^^;

PrimeUI

PrimeFaces自体はJSFのためのコンポーネントですが、ここからスピンオフしてjavascriptウィジェットとして使えるのがPrimeUI

コンポーネント数はJSFのに比べると少なく35個くらいらしいです。

PrimeMobile

モバイルデバイス向けのコンポーネント。これもjQueryのMobileベース。
前に自分も触ってみたものです。
PrimeFaces Mobileで始める初めてのモバイル画面

JSF scaffolding with PrimeFaces

scaffoldingというのは「足場」といった意味なんですね…(^^;知らなかった。
http://eow.alc.co.jp/search?q=scaffolding&ref=sa

ここではデータベースのCRUDを行うスケルトンページを自動生成すること等に関して紹介がありました。
NetBeansから普通に作る方法とPrimeFaces CRUD Generatorでデモしてました。

PrimeFaces CRUD Generatorは自分も前に使ったことがありました(^^;
NetBeans7.2.1とPrimeFacesであっという間にCRUD画面を作成する方法

Faces Flows

JSF2.2で新しく追加された@FlowScopedの話
Faces-configの設定ファイル、または(なのかな…多分)FlowBuilder(@FlowDefinition)で定義できる。

FacesFlowsは実はまだ触ってないので、今度やってみます

Annotation based component registration

@FacesComponentというアノテーションを使うことでコンポーネントの定義が可能。

ってかこれも、しんさんが既に書いてる(^^;

JavaEE 7 JSF 2.2の超簡単カスタムコンポーネント

File Upload

JSF2.1まではファイルをアップロードする機能が標準ではなかったのですが(^^;2.2で入ったよという話。

Denさんが書いてますね。
JSF 2.2 で待ちに待ったFileUploadを試す

その他

このセッションでデモされた全てがGitHubにあるとのこと!
https://github.com/marfous/j1demo-pf

あとセッション終わった後に自分がPrimeFacesで作ったシステムを簡単に見せながらMerkさんと話しました(^^)最後ツーショット撮りましたw

いざJavaOneへ!

今月は色々と準備することが多くて、ブログ書くのを諦めました(^^;

エンジニアといえどイチサラリーマンがJavaOneのみに参加する、というのは自分の立場上なかなか難しかったのですが、幸い海外パートナーがいて、そこの企業との対面ミーティング時期に合わせることでJavaOneへの参加が成立しました(^^)/

しかしながら、例年は複数人でいくのところを、今年は自分ひとり…(^^;

初の一人海外出張でかなり不安でしたが、パートナーとのミーティングは何とか無事に終わりました。

そして明日から…JavaOne

Java、1年生がこんなビッグイベントに行っていいのかよ!といまだに信じられない感じ(^^;

ただ残念ながら5日間フルフルの参加はやはり許してもらえず、2日のみ。

自分のいる環境では、開発に関する意識はその程度なのが現実かなと。。。

とはいえ、その2日、せっかくの機会なので色々頑張りたいと思います!

JavaOneは明日から開催ですが、今日レジストレーションでモスコーン(モスコーニ?)に行って様子をみてきました。

急ピッチに準備してる感じ(^^;
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レジストレーションは最初場所がわからなくて、係の人に聞いたら「モスコーンのウエストだよ」と言われて行きました。以下のような感じ。
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でもあとから@skrbさん達と合流させていただいた際、ヒルトンでもできることが発覚!しかももしかしたらもらえるものが違うかも。。。みたいな?(^^;むずかしいですね。

ヒルトンの建物もJavaOne色になっていました。
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で、前夜祭(?)として@skrbさん主催の夕食会へ参加して、色々な方とお話させて頂きました(^^)
楽しかったです!明日からのJavaOneがんばろう!

JavaOne2013参加予定メモ

ひょんなきっかけからJavaOne2013に行く機会を得ることができました(^^;

Javaを触り始めて約1年、国内の勉強会に参加しても、まだまだ知らないこと、理解できていないことがたくさんあるのに、JavaOneなんて超ビッグイベント…自分みたいな素人が参加していいのか!と思いながら…。

もちろん単にJavaOne目的だけでは行けるはずもなく、ちょうど海外出張で米パートナー企業の挨拶訪問があるので、その帰りがけにサンフランシスコへ寄る形です。
残念ながらフル参加はとてもできないのですが22日,23日の2日間は終日参加する予定です。

英語が不安極まりないのですが…ボイスレコーダーとかも駆使しつつ、頑張って吸収したいと思います(^^)

今のところ、参加を申し込んでいるのは以下です(変わる可能性はあり)
Java EEを中心に、Java 8やNetBeans辺りのキーワードがメインです。

22日(Sun)

[UGF10329] Introduction to Java 7 and 8: JVM, Language, and Platform

[UGF10366] Fifteen Years of the NetBeans IDE

[UGF10520] The Good Parts
→[UGF10336] NetBeans Power Tools with James and Kirk
James Goslingさんが講演されるようなので、こっちに変更(^^;ミーハー

[KEY11050] Java Strategy and Technical Keynotes

[UGF10388] NetBeans Community Tools with JRebel, Jelastic, and More

[KEY11026] Oracle Welcome Keynote

23日(Mon)

[CON3638] 10 Tips for Java EE 7 with PrimeFaces

[CON3298] JSF for Multitenant-Enabled Applications

[CON3733] Expression Language 3.0

[CON8001] Case Studies in Testable Java EE Development

[CON4456] Coding Java EE 7: Making Easy Even Easier

[BOF3473] The NetBeans Roadmap for Cutting-Edge Tooling for Cutting-Edge Java

[BOF7807] Best Practices for Interoperable XML/XML Schema Data Binding with JAXB

[BOF4255] Ten Things You Should Know When Writing Good Unit Test Cases in Java

[BOF5290] Play with Vaadin

[BOF4040] NetBeans Platform BOF

23日(Tue)

[CON3294] JSF 2.2 New Features in Context
※飛行機に間に合えば参加

既に緊張気味(^^;

Visual VMとLightFishを初めて触ってみました!

休日だった今日は、前にJavaOne2012報告会で聞いた「JavaOneセッションの動画は(期間限定で?)ネットでみれますよ」というのを思い出し、以下JavaOneのサイトから自分に必要そうな情報を探してました。

JavaOne2012のセッション一覧

一覧が512件もあって恐ろしいほどの情報量…。とりあえず自分は、Java EE関連を中心に気になったものをみてました。で、そのうちの1つ

Adam Bienさんの「Stress-Testing Java EE 6 Applications Without Stress」

というセッションの動画&デモをみていて、以下2つのツールを知りました…今更(^^;

どちらもモニタリングツールですが、これらはバグ発生時や出荷前の負荷試験、性能検証で利用したい!と思いました。

VisualVM

VisualVMは利用される方が多いのか、国内情報も多い気がします。

後者の記事は絶対読み込まねば!!!

というわけで、このブログで色々触れるのは置いておいて(^^;
セッションの動画でみたVisualVMのプラグイン「Visual GC」を入れてみたので、その流れだけ書きます。

1.VisualVMを起動した画面です

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2.「ツール」->「プラグイン」を選択します

普段NetBeans使ってる自分には馴染みのある画面が(^^)
VisualGCにチェックを入れて左下のインストールボタンを押します。

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3.インストール

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インストール完了です。

4.Visual GCタブが増えてます

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中身の見方は…これから勉強します(^^;まだJVM辺りは詳しく知らないので…。

LightFish

GlassFishサーバのモニタリングをしてくれるツールで、セッション発表者のAdam Bienさんご自身が開発されているのですね(^^)以下が本家のサイトです。

Java EE Telemetry

telemetryって単語を知らなかったのですが、遠隔測定、という意味なんですね。なるほど。

そして国内にも紹介記事があって、どういうものか把握しやすかったです。

GlassFishの監視ツール、LightFishを使ってみる

本家サイトと同じくasadminのコマンドから起動する流れで紹介されています。
自分も同じ流れで確認した後、NetBeansからも使ってみましたので、その流れをまとめます。

実行環境

起動までは非常にシンプルです。

1.LightFishのwarをダウンロードします

Java EE Telemetry

上記サイトの下のほうに「Download stable: lightfish.war」とDLリンクがあります。

2.NetBeansから自分で作った何らかのWebアプリケーションを起動します

このときJava DB(Apache Derby)の起動も確認しておきます。
LightFishは自動的にJava DBへDBを作るようです。

3.localhost:4848でGlassFishの管理画面を起動してアプリケーションメニューへ

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4.デプロイボタンを押下して、ダウンロードしたlightfish.warを選びます

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5.デプロイ成功

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6.localhost:8080/lightfish/へアクセスします

以下画面が起動します。

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7.MonitoringをActivateして、TimerのStartを押します

左下に「LightView JavaFX or HTML5」とあるので、とりあえずここではJava FXを選択します。
ブラウザからプラグインの警告が出ますが、ここでは許可してあげると、再度以下のような警告がでます。(この辺りって先日のセキュリティアップ関連なのかなぁ…)

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許可して実行します。すると

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おー、なんかグラフが出た(^^)

左したにある「Launch and install LightView」のリンクを叩くと再度以下の警告が出ます。

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これを実行すると、Javaのアプリとして実行されてウィンドウが出てきました。

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Transactionタブがあったので、DBとやりとりするWebアプリケーションを試したり、わざと失敗させたら

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横ばいだったのがこんな感じに。コミットやロールバックが監視できるっぽい。

まとめ

JavaOneの1つのセッション動画みただけで、知らなかった情報に色々触れました;

Javaの世界って、こういうツールが豊富に溢れていて、しかも自由に使えるのがほんと楽しいです。
ただ、意識的にこうした情報へたどり着くのはなかなか難しかったりもして、こういうツールも去年プロトタイプ作ってたとき知りたかったなぁ、なぜ当時辿りつかなかったんだろうなぁ、とか思ったり。

いずれにせよ、この2つはとても有益そうなので、今後も触っていきたいと思います。

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